93 ◯山本英樹教育総務課長 市全体のこの今回の交付金の関係の
金額も考慮して、水道料金の減免が2カ月ということで、それを参考にさせていただいて、今回給食費も2カ月にさせていただきました。
94
◯片山誠也委員長 神山
委員。
95 ◯神山聡
委員 他市の事例、ちょっと見てたら、同じ子育て世帯の支援として、兵庫県香美町では2学期、3学期の給食費を無償化にしていたり、愛知県愛西市、津島市では7カ月の無償化、鳥取県日野町では、今年度は無償化、茨城県潮来市では、もう完全無償化をしていくというような支援策もしているんですね。そういうのを見ていると、もう少し本市でも支援策として手厚くできたのではないかなというような印象を持ったんですけど、この2カ月が妥当であるという、そういう明確な理由というのがあるんでしょうか。
96
◯片山誠也委員長 奥田部長。
97 ◯奥田吉伸
教育こども部長 明確な理由ということでございますけれども、まず交付金を頂きながらこの事業を進めていくということでございます。いわゆる、学校だけの
予算として付けられたものではないと、市全体のやはり物価高騰なりの施策を打っていかなければならないというものが、私ども学校教育を担当している者として、どれまで市の方も出していただけるのかということもございました。今回、水道局の方で2カ月の基本料金ということがございました。これについては、市内全体の水道をお使いいただいている方がこの物価高騰の交付金を頂いてもらっているということです。やはりこちらは
保育園、幼稚園もございます。そういったところを全体的に網羅できるのが一番いいんですけれども、やはり費用がかかってくるということで、一定来、水道局と足並みをそろわせていただいたということでございます。もし、また交付金が多くあるようでございましたら、やはり無償化についても手を挙げていきたいと思っております。
98
◯片山誠也委員長 神山
委員。
99 ◯神山聡
委員 今ちょっとお話ありましたけど、これ、小学生、中学生の児童・生徒のいる家庭だけにとどめたところ、幼稚園、
保育園に通う子どもを育てる子育て世帯への支援策としては、
検討は何らかはしたということなんですか。
100
◯片山誠也委員長 坂谷
教育こども部次長。
101 ◯坂谷操
教育こども部次長 この間、幼稚園、
保育園について
検討いたしました
内容を
説明いたします。就学前児童のお子さんたちが所属しておられる施設というのは大変多岐にわたっておりまして、給食の提供の有無や回数、
あと金額、徴収方法も全て異なっております。例えば、公立の幼稚園ですと、給食ではなくてお弁当、私立の幼稚園だと給食とお弁当が半々というふうな
状況になっておりまして、なかなかそこの公平性の担保が難しいという判断を行いました。また、私立の
保育園では、いったん給食費を各施設に払っていただいて、後日それを償還するという作業がどうしても出てまいります。また、現在、コロナで園をお休みされた場合、登園できなかった場合には、日割りで保育料や給食費を償還払いさせていただいています。そうした場合に、二重に償還払いにならないような、そういうふうな手だても必要になってまいりまして、全体的な制度設計が困難であるとの判断から、今回は行いませんでした。
102
◯片山誠也委員長 神山
委員。
103 ◯神山聡
委員 分かりました。子育て世帯への支援というと、それは高校生、大学生、どうするねんと、幅広くなっていったらどこまでやるんだという話もあるとは思うんですけど、三重県の津市では、水道料金2カ月分の基本料金、こういう減免をやって、その上で子育て世帯への支援として市内在住の全小中学生、未就学児を対象に3カ月分の無償化をやっているんですね。私立に通う子どもたちに関しては、給食費の相当額を支給するという方法を取ったりもしています。これは
令和2年にされてたんです。だから、そういうこともちょっと研究をしていただけたらなというふうに思います。支援していただけるということなので、有り難い話なんですけども、この先、今、部長おっしゃっていただいたように、コロナ禍、まだ先も読めないし、物価高騰も収まらないし、円安ということも、20年来、また起こっているという
状況下で、もう少し手厚い、幅広い支援策というようなことを、今後も考えていただきたいと思います。以上です。
104
◯片山誠也委員長 他に
質疑等ございませんか。
(「
なし」との声あり)
105
◯片山誠也委員長 他に
質疑等ないようでございますので、これにて
分科会委員による
質疑を終結いたします。
次に、
分科会外委員による
質疑に入ります。
質疑等ございませんか。成田
委員。
106 ◯成田智樹
委員 給食費の2カ月の無償化については結構なことだと思いますけれども、先ほどからちょっと話を聞いてて、質、量を確保するということが、これは一番重要であろうかと思います。先ほど一番最初の答弁、福中
委員に対する答弁で、さらっと部長、材料費が高騰した場合には補正
予算と、それと給食費の値上げというようなお話をされましたけれども、ちなみに、今給食費、小学校、中学校の給食費、教えていただけますか。1カ月幾らか。
107
◯片山誠也委員長 奥田部長。
108 ◯奥田吉伸
教育こども部長 小学校の方の給食費は4,400円、中学校の方が4,800円、これは
令和2年度から値上げということでさせていただいたものです。
109
◯片山誠也委員長 成田
委員。
110 ◯成田智樹
委員 食材費が高騰して、例えば今年度中にどうしてもその補正
予算を組んで、材料費を賄わなければいけないということについては致し方ないんだと思うんですけど、これは2カ月、給食費8,800円なり9,600円なりを無償化した上で、逆にこれ保護者に給食費を値上げするというようなことを、実際そんなこと、本当にされるおつもりがあるのか。例えば今年度中にそんなことをするのか、若しくは来年年度始めに給食費、上がりますというような話をされようと実際思っているのか、その辺ちょっと教えていただけますか。
111
◯片山誠也委員長 奥田部長。
112 ◯奥田吉伸
教育こども部長 これについては、やはり
検討は必ず必要だと思っております。ただ、市の方の財政と協議は必要だと思っております。今現在、
予算については、
予算上の児童・生徒数、少しやはり多く見積もっておりましたが、実際のところがまだ少なかったということで、
予算上の中では賄い材料費の方は少し上回っているというような
状況です。この分についても執行させていただきながら調整はしていきたいと思っておりますけれども、いかんせん、まだ10月以降の値上げというものがまだ実際には見えてきておりません。ですので、先ほども申しておりましたように、ぎりぎりまでこの判断については、判断の時期を見据えていかなければならないというふうに思っております。
113
◯片山誠也委員長 成田
委員。
114 ◯成田智樹
委員 ちょっとよくよく考えてくださいね。20カ月分、例えば10%値上げしますと言って、先に20カ月分もらってないからいいでしょうみたいな話に決してならないように、本来交付金をその材料費に充てられるということであれば、質、量をきちんと担保するというのがまず一番大事な話で、無償化するというのは、それは生活全般をしっかり支えていくということでは大事ですし、他の自治体もされていますので、それは大事だと思いますけども、少なくともと言うか、安易に給食費を値上げするというようなことを考えざるを得ない
状況になる可能性は当然あるかと思いますけども、ちょっとここで2カ月無償化して、上がったからといって給食費を上げるというようなことというのは、ちょっと普通に考えてなかなか理解得られないと言うか、私どもから言うても、そういう形の
予算の執行の仕方というのはいかがなものかとも思いますので、その辺ちょっとしっかりと、最終また結局保護者に転嫁されたというようなことができる限りないように、しっかりと精査をしていただいて、お願いします。先ほどちょっと簡単に補正
予算、それと給食費の値上げとおっしゃったので、わざわざちょっと発言させていただきましたけども、よろしくお願いしたいと思います。
115
◯片山誠也委員長 小紫市長。
116 ◯小紫雅史市長 先ほど奥田の方から申し上げたのは、今回2カ月、安く減免するから、その分でまた上げるけど、ごめんねとかそんなことで申し上げているのは、それはないです。ただ、先ほど部長も言い切りましたけど、やはりその給食費、頻繁に上げたらいいというものじゃありません。もちろんいろいろ努力していただいて、上げないという選択肢をなるべく取っていきたいというのは当然のことだと思います。ただ、今後どういうふうにインフレと言うか、物価水準が上がっていくのかというような話を考えていったときに、すぐやるというのは、なかなかそれはタイミング的にもよろしくないというのは、それはおっしゃるとおりなんですけど、それというのが選択肢から全くないということでは、それはないだろうと。ただ、広くこの話については考えています。議会の方でも給食費の無償化みたいなお話もありましたし、先ほど福中
委員がおっしゃったような牛乳の話なんかもありますし、いろんな形で子育て世帯の支援というのも考えていかなきゃいけないというのもありますし、逆に当然可能性としては給食費というのをどうするか、場合によっては上げていくのかというようなことも、可能性としては今の
時点で捨て去っているわけではありません。タイミングの話はもちろんありますけれども、そういう意味で広く無償化から値上げまで、どういうふうな形でやるのが給食行政としていいのか、そして先ほど来からずっとありますように、子どもたちの健全な成長、栄養、そういった点においてもいいのかというのは当然しっかりと考えていくべきだと思います。今、材料費が上がっているのは事実ですけども、何か味が悪くなったとか、栄養価がすごい落ちているとかということはないというふうに聞いております。しっかりと給食を出しながら、いよいよそういうところもぎりぎり大変になってきたということであれば、また次のことを考えていかなきゃいけませんけれども、給食費、今回減免するという話と、給食費を上げるという話を連動させているわけではございませんので、そこは誤解なきようにと思います。いい形での給食をしっかりと提供して、先ほど申し上げたように、無償化から給食費の値上げまで、広くどういう形でやっていくのがいいのかということを、本当にゼロベースで議論しているという
状況でございますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
117
◯片山誠也委員長 成田
委員。
118 ◯成田智樹
委員 まず、先ほどから私、申し上げてるけど、質、量をきちんと確保していただくということがまず一番最初に大事なことだと私ども申し上げている。その後に、生活を、今の苦しい生活をしっかりと下支えしていくために給食費を頂かないということは、それはもう結構なことです。ただし、給食費を上げるとなると、当然ながらそれは負担になるんですから、その辺のところはよくよく慎重にお考えいただくと。もうこれ何遍も言いますよ、申し訳ないけど。よくよく慎重にお考えいただく、ちょっと今の市長のお考えで言うと、まあまあちょっと安易に話が行ってしまうんじゃないかと思うようなこともあるのでね、よくよくご慎重にお考えいただきたいと、もうくれぐれも申し上げておきますので、よろしくお願いいたします。以上です。
119
◯片山誠也委員長 他に
質疑等ございませんか。
(「
なし」との声あり)
120
◯片山誠也委員長 他に
質疑等ないようでございますので、以上で
議案第43号の
教育こども部所管分に対する
質疑を終結いたします。
それでは、
ただ今から
説明員の入替えを行いますので、
委員におかれましては、そのまま待機願います。
~~~~~~~~~~~~~~~
121
◯片山誠也委員長 最後に、生涯学習部の
所管について審査いたします。
審査事項(3)
議案第43号、
令和4年度
生駒市
一般会計補正予算(第4回)の生涯学習部
所管分を
議題といたします。
なお、
本案についても先ほどと同様に直ちに
質疑に入ります。
本案について
分科会委員による
質疑に入ります。
質疑等ございませんか。福中
委員。
122 ◯福中眞美
委員 アフターコロナを見据えた文化芸術活動の支援の一つとして、
市民みんなで創る音楽祭における実施団体への委託料200万円を増額と、
予算総額は750万円となり、10公演程度の採択を想定しているということでご
説明いただいたんですけれども、これ4月に募集されたと思うんですけれども、何団体ぐらいの応募があったんでしょうか。
123
◯片山誠也委員長 清水生涯学習課長。
124 ◯清水紀子生涯学習課長 今回、募集をさせていただきましたところ、13団体から応募がございました。
125
◯片山誠也委員長 福中
委員。
126 ◯福中眞美
委員 そうしましたら、13団体から10団体ぐらいに絞ってということで考えられているということでよろしいんですか。
127
◯片山誠也委員長 清水課長。
128 ◯清水紀子生涯学習課長 そうですね、団体数につきましては、選考の結果ということになるんですけれども、想定しておりますのは、その10団体程度ということで考えております。
129
◯片山誠也委員長 福中
委員。
130 ◯福中眞美
委員 その上で、今年度新規の申込みという団体はあったんでしょうか。
131
◯片山誠也委員長 清水課長。
132 ◯清水紀子生涯学習課長 13団体中4団体が新規で今回初めて応募してくださっております。
133
◯片山誠也委員長 福中
委員。
134 ◯福中眞美
委員 例年は550万円の委託料で何団体ぐらいを採択されていたんでしょうか。
135
◯片山誠也委員長 清水課長。
136 ◯清水紀子生涯学習課長 年度によって若干のばらつきもございますけれども、例えば、昨年度はちょっと50周年ということもあってちょっと50万増額した600万という事業費の中でさせていただいておりまして、昨年度、10公演を実施させていただいております。その前、
令和2年度はちょっとコロナのこともございましたので、最終4公演になっておりますので、ちょっと比較はしづらいかも分かりませんが、その前、
令和元年度ですと、12の公演を採択させていただいております。
137
◯片山誠也委員長 福中
委員。
138 ◯福中眞美
委員 12公演というのは分かったんですけど、ちょっと教えてほしいのは、
市民みんなで創る音楽祭というのは、アマチュアの方とかプロの方とか出ていらっしゃると思うんですけど、出演料とか、上限とか、そんなのは決まっているんですか。
139
◯片山誠也委員長 清水課長。
140 ◯清水紀子生涯学習課長 現在募集要項でプロの方のみが出演される公演につきましては、全体の委託料、出演料も含めての委託料としては100万円を上限としております。アマチュアの方だけが出演される場合もございますので、その場合は25万円までということで要項の方で規定させていただいております。
141
◯片山誠也委員長 福中
委員。
142 ◯福中眞美
委員 これ、見せていただくと、入場料とか取っていらっしゃる団体、たくさんあると思うんですけど、幾らぐらいでそれは市に入るという考え方ですよね、これ。よろしいですか。
143
◯片山誠也委員長 清水課長。
144 ◯清水紀子生涯学習課長 プロの方の公演につきましては、出演料の設定を必ずお願いをしておりまして、現在1,000円での入場料を取っていただいているケースが多いです。今、
委員おっしゃってくださいましたように、入場料収入につきましては、公演終了後については全額を市の方に収入させていただいております。
145
◯片山誠也委員長 福中
委員。
146 ◯福中眞美
委員 大体幾らぐらい。
147
◯片山誠也委員長 清水課長。
148 ◯清水紀子生涯学習課長 昨年度、
令和3年度の実績で申し上げますと、194万3,000円ということで、200万弱の入場料収入がございます。
149
◯片山誠也委員長 福中
委員。
150 ◯福中眞美
委員 それとふるさと納税からも入っているというふうに思うんですけど、それでいいですかね、幾らぐらい。
151
◯片山誠也委員長 清水課長。
152 ◯清水紀子生涯学習課長 ふるさと納税の方も平成29年度から音楽のコースというものをつくっていただいておりまして、継続的に寄附の方、ちょうだいしております。これも
令和3年度の例で申し上げますと、前年度の寄附を翌年度に充てるということになりますが、3年度に充当させていただきました額は148万円ということで、先ほどの約200万円の入場料収入と合わせて収入をさせていただいております。
153
◯片山誠也委員長 福中
委員。
154 ◯福中眞美
委員 分かりました。今回の増額の目的は、より多くの
市民の方に多様で質の高い音楽に触れる機会を提供、音楽文化を担う人材の発掘や活躍の機会の
充実を図れるよう支援したいという
説明だったというふうに思いますけれども、今年度のコロナの関係で200万円増額、それも文化芸術活動の支援ということでそれは分かるんですけれど、来年度の
予算立てるとき、すごく難しいなと思うので、その辺は何か考えられているんですかね。
155
◯片山誠也委員長 清水課長。
156 ◯清水紀子生涯学習課長 今回、増額をさせていただきましたとしますと、おっしゃっていただきましたように、750万という事業費になります。そしたらまた来年度の
予算にそれを計上できるかというと、もちろん文化芸術の事業というのはこれ以外のものもございますし、そういった他の事業の兼ね合いもあってこの
金額をそのままというのは難しい面はあるかと思います。ですので、またこういった支援が引き続き必要な
状況であるとか、あるいはまたコロナの交付金がどういう
状況か分からないですけれども、それについての必要性はまたそのときの
検討になるかなというふうには思っております。
157
◯片山誠也委員長 福中
委員。
158 ◯福中眞美
委員 文化芸術活動ということで支援に力を入れていただいているというのはすごくよく分かるので、委託の仕方や何やかんやいろいろあると思うんですけど、その辺よく考えてたくさんの方に出演していただいて補助できるように、出演してみんなに喜んでもらえるようにしていただきたいなと思いますので、よろしくお願いしておきます。
159
◯片山誠也委員長 音楽祭に関して他に
質疑等ございますか。
塩見委員。
160
◯塩見牧子委員 すいません、この財源なんですけれども、新型コロナ感染症地方創生臨時交付金、これは別に原油価格とか物価高騰対応分には全然関係ない、これの財源は何になるんですか。
161
◯片山誠也委員長 清水課長。
162 ◯清水紀子生涯学習課長 コロナ交付金の従来分という部分でのコロナの交付金を充てさせていただくということでございます。
163
◯片山誠也委員長 塩見委員。
164
◯塩見牧子委員 従来分ということで、この物価高騰には関係ないということ、それは当然だと思うんですけれども。これ、非常に悩ましくて、1回これをやるといろんな事業が全部青天井になっていくのと違うかなということもやっぱり懸念しています。何のための
予算だったのかということを思います。これ、アフターコロナを見据えたってあるんですけれども、どんな事業、例えば補助事業、補助金とかであっても、予定数を超えたら、もうそしたら普通はそこで終わりですよね。これを認めていくと、いろんなことが全部、
予算、何だったんだと、
なし崩しになっていくということがやはり心配で、好ましくないと思っています。でも、別にコロナの、文化芸術の振興は、それはもちろん振興としてしていかなければいけないというのはあるんですけれども、それも全て
予算の枠内でやっていくというのが大前提やと思います。それをこうやってアフターコロナだからと言って、そこにプラスしていく。例年並みの
予算なので、その枠の中でやるべきだというふうに考えるんですけれども、特にそのアフターコロナを見据えて、増やしていかなければいけない積極的な理由って何ですか。
165
◯片山誠也委員長 清水課長。
166 ◯清水紀子生涯学習課長 当初
予算550万の範囲でも支援できる部分は確かにあるかなというふうに思ってはおります。ただ、今回、応募団体が予想を上回っていたことですとか、その合計額がかなり1,000万ほどになっている、そういった事実もございます。その中でやはり
市民の方に、昨年度もコロナ禍の中でしたけれども、公演を10公演させていただきまして、非常にやはり
市民の方にとっても、アンケートを見ておりますと、やはりコロナ禍での疲弊した心がとても癒やされたとか、音楽ですごく感動や力をいただいたとかというそういう、コロナ禍だからこそ開催できたことの意義というのがすごくあったのかなということはこちらも実感はしているところでございます。そういったこともあって、できるだけ
市民の方に生の音楽を届ける機会というのもより多く提供したいという思いもありますし、また出演いただくアーティストの方、その中にはもちろん市内在住の方もいらっしゃいますけれども、そういった方々の少しでも活躍の機会を提供することで、一時停滞していた音楽活動の再開、継続、そういった支援を少しでもそういった支援の幅を広げられたらというところで、
あとアフターコロナの支援というのが、今一緒に上げさせていただいています減免も、一部そういった団体さんの支援にもなる部分があるかとは思っているんですけれども、それ以外に何か支援がないかなということも考えていた中で、この交付金をちょっと活用させていただいて、ちょっと増額をして少しでもそういった機会を増やしていけたらということで今回、増額の方を
提案させていただいたところでございます。
167
◯片山誠也委員長 塩見委員。
168
◯塩見牧子委員 こういう活動をしておられる団体の数を増やしていくとか、そういったことは分かるんですけれども、それならその新規団体の方を優先していくとか、これまでのところは、逆にちょっと入場料を上げるなりして、既に定着しているから頑張ってよとか、そういう方法にできないんですかね。
169
◯片山誠也委員長 八重生涯学習部長。
170 ◯八重史子生涯学習部長 もちろんそういうことも考慮させていただいておりまして、一応、今回1,000万以上の
提案がございまして、合計で1,100万ほどあるんですけれども、それを今回増額で750万にしていただいたところで、やはりそういう精査はしていかないといけないので、もちろんそういう審査もさせていただきます。
あと、今回こうさせていただいたのは、これは団体さんだけの支援ではなく、やはり入場者が昨年でも、2,000人近くおられまして、見に来ていただく
市民の方にもそういうコロナ禍で沈んでいる心を少しでも
市民の皆様に安らぎを与えると言うか、音楽をもってそういう気持ちにしていけるという、そういう
効果もあると考えて、いろんなアフターコロナの事業を考えたんですけれども、ここにせっかく
市民の団体さんからこういう
提案を受けておりますので、少しでも多く採択できるようにということで
提案させていただきました。
171
◯片山誠也委員長 塩見委員。
172
◯塩見牧子委員 参加してくださる
市民の方も喜んでおられると、それは分かるんですけど、それ言うと、福中
委員もおっしゃっていましたけど、来年度以降もこの喜んでくださる人を増やしていくと、恒常的な増額のままいかなきゃいけなくなりますよね。ちょっと
予算の元々の
予算の考え方からしてどうなのかなということはこの事業については思うところであります。
173
◯片山誠也委員長 山本副市長。
174 ◯山本昇副市長 すいません、その点はおっしゃるとおりでございまして、本来当初にこういったことを考えて対応をするのが一番いいんですけれども、今回のケースといたしましては、やはり総額で1,100万ということで13団体、結構プロの方、今回特にそのプロの方が多かったということで、1団体当たり100万近い数字のところが多く出てきた。じゃあ、半分切らなければいけないというようなことになったときに苦慮したんですけども、だから今年度はこういう形で200万円の増額をお願いしておりますが、次年度の
段階におきましては、今おっしゃるように、もう
金額一定以上のアーティストの場合は2,000円以上、他市の事例等を見ていくと、結構2,000円というところもありますので、2,000円以上にしていく。あるいは、先ほどもちょっとおっしゃっていただいたように、何回以上出演をされた団体さんに関しては、いったん1年間は応募ができないよというようなそういう仕組みをつくったりとかもしていきたいなというようなことも考えておりまして、改善に関してはきちっと対応していきたいと思います。収入の方も、当初入場料収入というのはあまりないところからスタート、行ったんですけど、それが大体200万ぐらい、結局2分の1の指定でといった状態で今200万円ぐらいになってきておりますので、入場料収入もフルで入っていくともっと入ってくるでしょうし、それから一定やっぱりこの今回の応募の中で、新しい団体が4団体入ってくる。結構若い人たちが企画、立案していると。去年実はその1団体、20代の方が企画した団体が入ってきて結構よかったんですね。やっぱりそういう今後どちらかと言うと、年齢的にある程度その50代以上の方が今まで多かったんですけど、できるだけ若い方にその企画、立案からアーティストの方もそういった方々にも入ってもらいたいというのが今回の大きな思いでございますので、何とかご理解をいただきたいなというふうに思っております。
175
◯片山誠也委員長 塩見委員。
176
◯塩見牧子委員 いい芸術に関しては、やはり別に市がどうこうせずとも、やはり聴衆は集まるものですので、またその参加料と言いますか、それは徴収しても、きちっと維持できるものだと思っておりますので、そこだけ申し上げておきます。
177
◯片山誠也委員長 福中
委員。
178 ◯福中眞美
委員 今の件、聞いて、ちょっと私も伝え忘れてたんですけど、今回その新規の中にプロの方、やっぱり今回コロナで全然出演できてなかったんですよ、プロの方。本当生活も大変になっている方、たくさん話聞いていました。その中で、新規で今回市内の方で応募したという方で、プロの方ですよ。やっぱりコロナのために生活が厳しくなっている方がそうやって出られて、
市民の方に聞いてもらえるのでうれしいということを言われてたので、ちょっとそのことだけお伝えしておこうと思って、お伝えさせてもらいます。改善の部分はもう言ってもらったように、本当に何らかの形で改善していただいて
予算は立てていただきたいと思いますので、よろしくお願いしておきたいと思います。
179
◯片山誠也委員長 山本副市長。
180 ◯山本昇副市長 今のお話は了解しましたけれども、ただやっぱりこれ審査して、落ちる団体もあるということだけはご理解いただきたいと思います。
181
◯片山誠也委員長 音楽祭に関して他に
質疑等ございませんか。
(「
なし」との声あり)
182
◯片山誠也委員長 では、暫時休憩いたします。
午前11時59分 休憩
~~~~~~~~~~~~~~~
午後1時0分 再開
183
◯片山誠也委員長 休憩を解いて
予算委員会を再開いたします。
それでは、他に
質疑等ございませんか。
184
◯片山誠也委員長 塩見委員。
185
◯塩見牧子委員 生涯学習施設の使用料の減免についてなんですけれども、2分の1の減免を3月末までまだ継続するということなんですが、も
うちょっと現在の使用
状況、ご
説明いただけますか。
186
◯片山誠也委員長 西スポーツ振興課長。
187 ◯西政仁スポーツ振興課長
令和2年度の実績となります。現在、すいません、申し訳ありません。
188
◯片山誠也委員長 塩見委員。
189
◯塩見牧子委員 令和2年は
令和2年でもちろんコロナの真っただ中にあった1年間ということなんですけれども、じゃあ、例えば
令和3年度、もし今の
段階でお分かりであれば、それと3月の下旬に全国的なこの蔓延防止の解除になって、この
生駒市内においても、いろんな活動が再開されていきましたけれども、それ以降と比較してどんな
状況ですか。
190
◯片山誠也委員長 西課長。
191 ◯西政仁スポーツ振興課長 すいません、ちょっと慌ててしまって、年度間違えました。すいません。
令和3年度のまず利用実績になります。まず、利用人数の方が約52万人、
令和元年度が87万人ありましたので、約35万人ほど減っております。それから、現在の利用
状況、ちょっと待っていただけますか、すいません。すいません、ちょっとまだ年間で比較できませんので、4月分の利用者数の方が今のところ4万6,000人ほどになっております、4月現在で、一月分ですね。
192
◯片山誠也委員長 塩見委員。
193
◯塩見牧子委員 そうすると、例えば
令和2年度、先ほどお答えいただいた87万人ですか。それを12カ月で割ると、一月当たり大体7万人ぐらい。
令和元年度ですね、
令和元年度で言うと、一月当たり大体7万人ぐらいの計算だと。それが、現在もまだ一月4万6,000人にとどまっていると、そういう感じですかね。
194
◯片山誠也委員長 西課長。
195 ◯西政仁スポーツ振興課長 そのとおりでございます。
196
◯片山誠也委員長 塩見委員。
197
◯塩見牧子委員 コロナ禍の真っただ中の状態にはまだ戻っていないと。(発言する者あり)以前には戻っていない。すいません、後ろから突っ込みがいろいろ入るものですから。まだ戻っていないということは理解いたしましたけれども、私も会議室、いろいろ研修室とか利用させていただくことがあるんですけれども、以前はソーシャルディスタンスを保ってくださいということで利用人数を制限して、今まで1部屋だけ借りていたところを2部屋借りるようにしたりとか、あるいは、1部屋借りても、以前だったら、間隔をあけて座ってくださいということで、テープでバッテンがつけられていたりしていたんですけれども、それも今は解除されています。なので、ちょっと減免する、利用する方にとっての負担感というのは今のところ既に戻っているのかなと、利用される方に関しての負担感ですね。というのは思うんですけれども、それでもなお今回、その減免を3月末まで続けるというのは、先ほどおっしゃったように、その利用がまだ戻ってこないから、これをすると戻ってきてくれるであろうということなんでしょうか。
198
◯片山誠也委員長 清水課長。
199 ◯清水紀子生涯学習課長 今
塩見委員さん、おっしゃっていただきましたように、お部屋の利用制限につきましては、緊急警報の解除に伴いまして定員まで入っていただけるということにはなっておりますが、まだ一部、例えばコーラスの方でありますとか、吹奏楽、あるいはダンスとか調理室とか、そういったところではまだ2分の1の利用制限で利用はいただいているところでございます。それ以外のいわゆる定員まで入っていただける団体さんであっても、やはりまだちょっと心配で広めのお部屋を借りられるとかということの
現状があるということは施設からお聞きしていることはございますけれども、
あとそれ以外に、例えば団体さんの方から聞かせていただく中で、団体さんの会員さんの中には、やはりコロナ禍で活動に参加するのが不安だということで、なかなかまだ活動を再開されずにお休みされている方、そういった方が一定数いらっしゃって、そうしますと団体さんの
運営費と言いますか、なかなか会費の部分で今までどおりの財源が確保できないというような
現状があるということはよくお聞きしております。そういった中でこういった減免を続けさせていただくことで、やはり活動には必ず場所代というのが必要になってまいりますので、そういった経常的な経費をやっぱり負担を少しでも軽減させていただくことで団体活動がやはり中断や解散とかされずに継続をしていただけるという、そういった部分での
効果は見込めるかなということもありまして、団体支援という意味もあって、ちょっと今年度内、続けさせていただけたらということで思っているところでございます。
200
◯片山誠也委員長 塩見委員。
201
◯塩見牧子委員 会費収入が減っている団体への支援ということでの措置だということで理解いたしました。
202
◯片山誠也委員長 関連した
質疑ございますか。
(「
なし」との声あり)
203
◯片山誠也委員長 他に
質疑等ございませんか。
(「
なし」との声あり)
204
◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、これにて
分科会委員による
質疑を終結いたします。
次に、
分科会外委員による
質疑に入ります。
質疑等ございませんか。
(「
なし」との声あり)
205
◯片山誠也委員長 質疑等ないようでございますので、以上で
議案第43号の生涯学習部
所管分に対する
質疑を終結いたします。
以上で本会議から付託された
市民文教分科会の
議案の
質疑は全て終了しました。
次の
委員会は明日17日、企画総務
委員会終了後に再開いたします。
これにて散会いたします。
午後1時8分 散会
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